これまでの常識をはるかに超えた集中豪雨や大型台風など、近年の異常気象がもたらす自然災害は、今や日本全国どこに発生しても不思議ではありません。土石流や法面崩壊は、私達の生命や生活環境に対する大きな脅威です。その中で、法面保護工事の重要性はますます高まっていると言えるでしょう。
私たちの仕事は、地球環境の景観と創造の場と意義付けています。開発建設行為は自然環境の破壊と変貌を伴うことが多いほか、それは、避けて通ることは出来ません。そこで開発行為と環境破壊の歪みをいかに自然に戻すかが法面緑化工事の目的なのです。
例えば道路、ダム、宅地等を造成する場合、不安定で膨大な法面を単に安定させるだけでなく、環境景観の創造の場として活用することが重要です。また、法面工事により確実に災害や公害の防護効果が期待できます。